花屋の仕事内容としては、一番イメージがしやすいのがお店での接客でした!
どんな花を買おうか迷っているお客様の相談に乗ったり、
買っていただいた花の茎の長さをどのくらいカットするかを聞いたり、
レジ打ちしたり、接客の仕事内容だけでも多岐にわたります。
そんな生花店の仕事内容でも、やることがいっぱいある接客についてまとめてみたいと思います。
■生花店の仕事内容の陳列は?
生花店のお店を訪れるお客様は、たくさんの商品の中から、
それぞれの目的に合った花を自分の目で見て買われていきます。
ですから、お店の中は、常に綺麗にするように心がけて、
誰から見ても見やすい位置にお花を並べておくようにします。
見た瞬間に、喜んでお花を買っていただくためには、
きれいに見せる感性が、売る側としては必要です。
それを身に付けけるのはなかなか難しかったです。
と言うのも最初は、勉強不足で、花を綺麗に見せる組み合わせ方が分からなくて
買わないで帰っていったお客さんがいたこともありました。
それと、花と鉢花との陳列を、考えたり関連グッズなどの置き場所によっては、
売り上げに大きな差が、出るので、いかにお客様が見やすいように並べられるかが、
分からなくて苦労をしたこともあり、それで花の専門書を買って勉強したりもしました。
いつも買っていただくお客様が、喜んでくれて来るのが楽しみになるような、
花の配置をするように心がけなければなりませんね。
花屋では常に、葉っぱを落としたり茎を切って短くしたりする作業が多いために、
床が散らかったり汚くなったりします。
私も良く慌てて足を滑らせて転んだ事がありました。
その時の教訓で、お客様が床で足を滑らせたり、葉っぱを踏んで靴を汚くしないように、
気が付いたときにこまめにお店の中を掃除するように心がけています。
■花の配達は?
生花店の仕事内容では、花の配達は絶対に必要です。
ですから、採用されるの時の条件としては、自動車免許は必須でした。
お客様から注文のあった商品は、決められた日やお届け時間までに必ず配達するようにします。
実は、花屋に入りたての時に、指定された時間にお届けするのが遅れてしまい、
お客さんに怒られて、落ち込んだ時期がありました。
そのような教訓もあり、それから絶対に遅れることのないようにしました。
車から降ろしてから自宅に持っていくときにも、花は繊細で折れやすいので、けっして倒して
傷つけてしまうことがないよう、とくに注意を払いました。
それは、ある時、花屋の車で配達の途中に、猫が道路に飛び出してきて
キューブレーキを掛けたために、花が転んで、折れてしまったことがありました。
それからは、余裕をもって安全運転を心掛けるようにしました。
それから、夏には、お花の切花は、暑さの弱いので、配達する時には換気に気を付けて、
日の光に、直接当たらないようにしなければなりません。
暑い日に、鉢花を放置して枯れてしまった時が何度かありました。
ただ、鉢花は、半日くらい水に浸しておけば復活するので、大丈夫です。
冬の寒い日には、お花が車の中で寒くしないようにして、
また紙に包むなどして、よく注意をして、お届けするようにしていましたね。
■花や鉢物の仕入れは?
生花店の仕事内容では、花の仕入れが、一番に大事になります。
お店の接客で、売れた花を追加したり、鉢物などで注文があれば、
生花や鉢物を市場にて仕入れてもらいます。
あと、花や鉢花以外にもラッピング資材やリボンなど、
ギフト用に資材の仕入れも担当者にお願いします。
仕入れに行くスタッフは、値段の相場をよく理解している事はもちろん、
その日に必要な花の種類などを間違うことなく、仕入れをしなければなりません。
生花店に入ったばかりの新人スタッフにできることではありません。
私個人としては、何回か仕入れに連れて行ってもらったことがありましたが、
よほど経験がなければ難しいなとつくずく実感しました。(笑)
■まとめ
お店の電話が来た時には、その日に入荷している花の種類を聞かれたら、
できるだけすぐ対応するようにします。
花屋では、花の名前や管理方法などの知識をよく知っている必要があります。
最初のころは、恥ずかしながら知識がなくて、逆にお客さんに花の事を教わったりしていました。
ですから、お客様からの質問に対して十分な答えが出来るになるのは、もちろんですが、
お客様のためになるようなアドバイスが出来るように、
常に勉強する姿勢が大切です。