
平昌オリンピック銅メダリストで、ノルディックスキージャンプ選手の高梨沙羅選手が、
スキージャンプ女子W杯蔵王大会に出場して、95メートルのジャンプを魅せましたが、
2022年2月の北京オリンピックに続いてスーツ規定違反で失格となってしまいました。
ここで気になるのが、スーツ規定違反って何なのかや
なぜ何度も失格になってしまうのかということですよね?
それで今回は、高梨沙羅選手のスーツ規定違反の理由はなぜなのかや
スーツ規定ルールやメーカーはどこなのかについてまとめてみたいと思います。
スーツ違反”高梨沙羅の再びの処分に!
1月15日、山形県・アリオンテック蔵王シャンツェ(ヒルサイズ102メートル)で開催された
ノルディックスキージャンプ女子W杯の13戦目に出場した高梨沙羅(クラレ)は、
2本目の試技の直後にスーツ規定違反で失格となった。国際スキー連盟(FIS)が測定方法を変更した今季は、
スーツを立った状態から仰向けで測る手法になったほか、
股下の長さをレーザー機器で正確に測られるようになった。引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d5e47b596dc3f91b95d1991b2d6f824d06d6edf6
事前検査だけにする事がなぜ出来ないのかがどうしても疑問です。
選手のメンタルを考えたら、どう考えても事前検査であるべきです。
それなら「今回は出れないのか」という諦めだけで済みます。
たくさんの人間がおかしいと声を上げることでルール改定に持ち込むべきだと思います。
スーツ規定違反についてのネットの声は?
またか。
これ、もう選手の責任ちゃうやん。
飛んでから測るんじゃなくて飛ぶ前に計れよ。
もうええ加減に選手が競技に集中できるようにせえよ。高梨沙羅は2本目終了後にスーツ規定違反で失格に 自国開催大会で再び悪夢 W杯蔵王大会(デイリースポーツ) https://t.co/ykW7WOqHpG
— かわさきの先生 (@mamadhuba) January 15, 2023
高梨沙羅またスーツ違反なったんだ😂
本人も気をつけてるはずなのにね
何か評価する人が高梨沙羅は上位に入るから落としてる気がするよな
何で飛んで7分後に分かるんだろ?
先ず飛ぶ前に本人じゃなくてチェックしないんかな?— GERRARD08@🕊YNWA🕊 (@g08_s) January 15, 2023
えっ⁉️
『高梨沙羅選手がスーツ規定違反で失格』って…えっ⁉️さすがに「また⁉️」はアカンて💦
ってことは解ってて不正ギリギリのを着ているのか⁉️ってイメージダウンになっちゃうよ💦そんなにギリギリ違反スーツにしたくなるような魅力があるものなの?😞💔#めざましテレビ#スーツ規定違反
— ウナギ🍒🌼楽しい物語を書くぞ📝🐍✨ (@unagimaru7) January 15, 2023
高梨沙羅ちゃん また?
本当にかわいそうだし運営が不誠実すぎる
そんなに文句言うなら統一のウエアを用意して差し上げろ
後だしルールなんてダサイだけだぞ— なりちゃん (@kankerii) January 15, 2023
なんか、おかしいね
「沙羅ちゃんが…」じゃないよ!?#スキージャンプ 協会のルールが!同じスーツを着て、2時間前に計測した時は大丈夫だったのに、跳んだ後、また抜き打ちで計測したら失格って…
ボクシングの様に、抜き打ちじゃなくて皆が一律に計量測定したらもうOKとしてあげて欲しい#高梨沙羅 https://t.co/kVP4aGQrst— Ⓗⓐⓡⓤ²🌸🐎 (@haruma_man) January 15, 2023
高梨沙羅のスーツ規定違反の理由はなぜ?
今回の高梨沙羅選手のスーツ規定違反の失格について、
ネット上でも疑問の声がたくさんあがっていました。
今回はウエスト部分が2cmほど大きかったためスーツ規定違反とみなされたとのことですが、
今季はルールが改定され腰部分の内側についていたベルトが無くなっていたそうです。
以前、高梨沙羅選手は毎回どこを測るか決めていないとも捉えられる発言をしていたようですね。
どの選手でも失格にならないようにするためにも、
計測する部位はあらかじめしっかりと決めておいて欲しいですよね。
スーツ規定のルールとは?
国際スキー連盟で決められている規則についてですが、
スーツ規定は、国際スキー連盟によって次のように定められています。
「直立姿勢で、スーツ寸法はボディーと一致しなければならず、
最大許容差はスーツのあらゆる部分において、
ボディーに対しプラス1センチ~3センチ(女子は同2センチ~4センチ)とする」出典:日刊スポーツ
と決められているようです。
スーツの計測は直前ではなくシーズンの初めに計測するため
体重や体型の変化で変わってしまうことがあります。
スキージャンプは浮力によって遠くに飛ぶ競技のため、
スーツのサイズや着方によって空気抵抗が大きくなり、有利になるようで、
とにかくピタッとしていなければならないと飛距離が変わってしまうため、
当日にシビアな計測が行われるということですね。
それでも当日の誤差もあり規定違反になってしまうことも多いようですね。
スーツ規定違反自体は珍しいことではなく、北京オリピックでも高梨沙羅さんをはじめ
4か国中5人の選手が失格となっているのが現実のようですね。
高梨沙羅の過去の違反歴は?
今回の2023年の蔵王ワールドカップではスーツ規定違反で失格となった高梨沙羅さんですが、
過去に違反歴がありましてそれは次のとおりです。
2021年2月 オーストリア・ヒンツェンバッハワールドカップ個人第5戦
2022年2月 北京オリンピック団体戦
2022年10月 ドイツグランプリジャンプ女子個人戦
2023年1月 蔵王ジャンプ女子ワールドカップ個人第12戦
このように高梨沙羅選手は、過去に4度のスーツ規定違反での失格を経験しています。
度重なるスーツ規定違反のため、2022年のドイツ大会では、
毎日スーツを測定して試合当日にも測定するなどかなり気を使っていたようで、
2023蔵王ワールドカップにおいても、最新の注意をしていたようでしたが、
失格となり、高梨沙羅選手が主張するように測定方法に問題があるのかもしれませんね。
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高梨沙羅のスーツメーカーはどこ?
高梨沙羅選手の使用しているスーツのメーカーはミズノです。
もちろんたくさんの人が関わってスーツが作られて、微調整も行っているようですが、
毎日計測していてもスーツ規定違反とみなされてしまう世界のようですね。
高梨沙羅選手が2022年2月のオリンピックの時に着用していたジャンプスーツはミズノの他に
スポーツ庁からの委託事業で日本スポーツ振興センターと全日本スキー連盟と作製していて、
しっかりとしたものを作っているにも関わらず規定違反となってしまうのは納得できないと言えるでしょうね。
高梨沙羅のスーツ規定違反の理由はなぜ?スーツ規定ルールやメーカーはどこ?まとめ
今回は、高梨沙羅選手のスーツ規定違反の理由はなぜなのかや
スーツ規定ルールやメーカーはどこなのかについてまとめてみました。
スーツ規定違反は高梨沙羅選手だけでなく、
シビアな規定により他にも失格となっている選手がいるようで、
シーズン初めの計測で誤差が出てしまうのは仕方ないのかもしれませんが、
何回の失格となってしまうと高梨沙羅選手はもちろん、応援しているファンも悲しい気持ちになりますよね。
スーツを作製しているミズノだけでなく他にも関わっている事業としっかり連携をとって
今度こそ高梨沙羅選手が失格とならずに活躍できることに期待したいですね!